２０１６年　１０月　diary

八ヶ岳に住む「陶工房あそびと」の大野さんより器と色づき始めた紅葉が送られてきました。

梱包を解いた最初にこの紅葉が飛び込んできて思わずホッコリ。キレイで立派な葉っぱに見とれてしまいました。落ちたばかりの葉っぱを拾ってそっと入れて下さったお気持ちを想うとグッときちゃいますね～。

大野さんによると八ヶ岳では例年より１ヶ月ほど遅れてヤマウルシが色づいて、黄葉のフィナーレ落葉松（からまつ）はいつものペースで色づいているとのことですが・・・小さい頃から目に入ったものすべてに対して直感優先脳のワタシにはどれがヤマウルシ？てな感じで・・・（スミマセン）

落ち着いて見てみると、カラマツの葉はギザギザのやつであろうと推測できるので、それ以外の黄色い葉っぱがヤマウルシでしょうか。良く分からないけどキレイ～♪

お届け頂いたお皿は奥の２枚で直径２５cmほどのわりと大きなお皿です。我が家はお野菜をたくさん食べたい家族なのでこのサイズのお皿に盛り付けることは日常です。

大震災の時に集めた土ものはほとんど壊れてしまったので、またコツコツと集めているわけですがやっぱり気に入ったお皿に盛り付けるとテンションがあがりますね～。お料理に対しては長年苦手意識があったのでお皿はワタシにとってはかなりの重要アイテム。土ものお皿に盛り付けると心なしか家族もテンションが上がるらしく、たとえ薄味だったとしても「美味しい～、お皿がイイね～♪」を連発してくれます（笑）ごまかせるっていうんですか、助かっています。

届いた日に早々と盛り付けたお料理はピリ辛こんにゃくと厚揚げと野菜のあんかけ煮。メインの青いお皿には青椒肉絲、見切れている右のお皿はシーチキンサラダ、左はオクラとほうれん草トマトの野菜を盛りつけました。和洋折衷だけどチョー頑張りましたから～。

カワイイお客様からのオーダーで名刺入れを作りました。

イベントでお会いした時に柔らかいものが好きで小さい時から手放せないものがあると聞いたので久々に雑貨を作っていた頃の勘を働かせ、ピッグスエードという革を使って間に薄い綿を入れて少しだけふかふか感を出してみました。

ドンピシャ！という返信に思わずホッコリ（笑）

ありがとうございました。

栗とブドウの消費期限が怪しくなったので、焦ってマロンケーキを作りました。もう１度言いますよ、マロンケーキを作りました。

栗をぺーストにしてラム酒を入れてクリームを作り、スポンジの間とトップの生クリームの下に潜ませてあります。ラム酒を入れて味見したら一瞬でクラクラしてしまいましたが、ひと晩置いたらほのかな香りだけで後引く美味しさがありました。good job、ラム酒！

それから残ったラム酒にレーズンを入れてラムレーズンにしています。そうそう、お土産に頂いた東太平洋というお菓子（塩釜が本店の梅花堂のお菓子）がラムレーズン味で・・・これがまたすご～く美味しかったのです。まさにラムレーズン天国と化しているフジワラ家。いつも以上にフワフワしている感じです（笑）

買い物ついでにTapioまで足を延ばし、開催中の北原照久さん所蔵のミニチュア作品を見てきました。なかなか渋い作品が展示されていましたが、とてもお客様が多くてじっくり見入ることが出ませんでした。思っていたよりは作品数が少なくてワタシ的にはあれっ？って感じでしたがお好きな方はじっくり見学なさっていましたね。

作品を見ていたら、たしかX’masシーズンになると旧１４１（現三越２番館）の吹き抜けに飾られるミニチュアを思い出しました。あの作品はいつも一瞬で心を奪われてしまったし何処から見ても見入ってしまうほど精巧で見ごたえがあったな～と思い出してしまいました。

何が違うんだろ・・・何かモヤモヤした気持ちだけが残ってしまいました。

そしてコチラはボタニカルアーティストのnecoen（ねこあん）ちゃんの展示会でゲットした作品。

ボタニカルアートはとても繊細で高度な観察力と集中力を要する作品ですから、ついつい線が強すぎていつも注意されていたワタシには向いていないアートと思っていました。だからこうしてじっくり作品を見てみるとその繊細さにため息が出てしまいます。

お気に入りは左上のぜんまいの一種のヒカゲヘゴという作品。どちらかというと見栄えするお花の絵より少しアウトロー風な植物や生き物の絵の方が好きなので、そんな話をしていたらお手伝いしていたご主人が「じゃあ今度、ロマネスコ（ブロッコリー×カリフラワー、緑のブーケみたいで尖った新種の野菜）みたいなのを書かせますか？」とお茶目なことを言ってくれました。イイね～、ロマネスコ、見てみた～い。

そんなねこあんちゃんの「かたちつくるもの」は10/10～16までメリラボさんで開催しています。

力作のリュックと背負う姿がカワイイ・・・（笑・自画自賛）

贅肉がまったくないワンコたち。スタイリッシュすぎるぅ～、憧れる・・・。

今年は作品が多くて、思っていた以上に準備に時間がかかってしまいギリギリまでバタバタしていました。その流れで初日を迎えるという状況だったので、頭の中の切り替えが出来ずに流れに身を任せていましたが、作家さんやスタッフさん、到着前から待っていてくれたお客様との再会で一気にテンションが上がりました。

今年はひとつひとつの作品にじっくり向き合ってきたので、こういうのずっと探してきたの・・・という言葉を頂くたび涙が出そうになりました。本当にたくさんのお客様に作品を気に入ってもらい、向き合ってきた時間が無駄ではなかったと思いました。

本当に、本当に、ありがとうございました～（涙）

皮ごと食べられる種なし巨峰（デカい）・・・マスカットみたいなブドウはプラスチックかと思ったよ。

栗は身を出してマロンクリームを作ってモンブランに挑戦してみようかと思っているの（笑）

金木犀。

３Mくらいある大っきい金木犀を始めて見ました。ずっと前からここにあったのにやっと気づいたよ。申し訳ない・・・。

もうね、疲れとか以上にノドが・・・やられました。ガラガラ。しゃべりすぎだよね～（笑）

今年のクラフトフェアでは、人生の転換期を迎えている顔馴染みのお客様も多くて話を聞きながら何回か「ええっー！！」と叫んでしまいました。ワタシにとっても人生の転換期だったけど、皆さんにとっても踏ん張る時期だった方が多くて、それぞれの人生をもがきながらも一生懸命生きているんだなと思い、とても励まされてきました。

何をどうすれば良かったのか、と思うことは人生の中でたくさんあるけれど、良い事は良かった、良くなかったことは気づきにつながると受け入れることが大事だと思うのです。

人生は平等に良い事も悪いことも起こると言うでしょ、ポジティブに受け入れて乗り越えていきましょうね。