2017年 2月 diary

2月27日(月) サバイバルファミリー

「サバイバルファミリー」を観て来ました。ウォーターボーイズやスウィングガールズ、WOOD JOB(夫が大好き)の矢口監督作品なのでとても期待していました。しかもお客様が一昨年の末頃、フジワラさんのバックと長サイフをアピールしつつエキストラで映画に参加してきたと聞いていたから期待度MAX状態で行って来ました。

 

コメディ感が強いのかと思って観ていましたが、お話が進むにつれて震災の日の暗かった夜を思い出して逆に切なくなるところもありました。突然の停電から始まるお話で東京から奥さんの実家がある鹿児島に自転車で移動しながら家族が成長していく物語なのですがホント震災後の生活が重なって手放しでは楽しめないお話しでした。それでもマジメだからこそ笑えるというシーンも多々あって、お友達で観覧していた主婦の方々は声をあげて笑っていたので少し救われたかな。

もうすぐ震災後6年目を迎えるというのに思っていた以上に自分の心には暗い影を落としているんだなと感じました。これからどうすれば良いのだろうという不安な気持ちと、当日車のラジオから流れてきた情報に耳を疑い絶望感が生まれたことを絶対に忘れることが出来ません。この時期にサバイバルファミリーに出会ってワタシ達は自然災害が起きる国で生きている、という再確認をさせられたし、時が経てば癒されるわけではなく、ハッキリと鮮明になっていくこともあるのだということを思い知らされた気がします。

 

エキストラでご出演なさったお客様はしっかり深津絵里さんのお隣で存在感を出しておりましたよ(笑)ワタシが作った長財布もバックもしっかりチェックすることが出来ましたけど、知っている顔を大きなスクリーンで見るというのはとても不思議な感覚でありました。

 

 

 

 

2月23日(木) 導かれる時間

個展に向けて考えることが多すぎて息抜きと称しては現実逃避に走っている気がする毎日です。

先週もこれらを一気に作ってしまいました。イベント時に使用する什器用のポーチや布バックでかなりデカものです。完成してふっと我に返るとこんなもの作っている場合じゃないというモーレツな後悔が。。。あぁ~やっちゃったなって。

 

ひとくくりの写真になっていますが、上部真ん中の黒いバックは新作ですよ。この牛の黒革が何とも手触りが良くて吸いついてくるみたいな感触があります。良~く見るとちょっとキラキラしていてカジュアルだけど品がある、みたいな感じの革です。

昨年作った黒のショルダーバックを自分で使っているのですが、お好きな方が多いのかバックで声をかけられることがあります。黒のバックなんだけど女性の方は柔らかくてクタクタのものが好きなのかもしれませんね。そんな方のためにクタクタの黒バックを革を変えて数個作ろうと思っていますのでお楽しみに。

 

そして、やっちゃったな的ポーチやバック、歴代の裏地をパッチワークにしてみました。小さな切れ端だって好きだった柄は積極的に使いまくり大作が完成したような気持ちです。左上のポーチなんて縦が1M以上あるので頑張ったでしょう大賞をもらえちゃいますね(笑)いつもナイロンのピッチピッチ付属ポーチに入れる作業にイラっとしていましたがこれでスムーズに出し入れができると思うとワクワクが止まりません。あはっ。下のデカデカバックだって残り布で作っていますが、持ち運び用なので布の縦横なんて関係なく縫い繋げてあります。フリーダム!遠目には三色の色違いに見えますがアチコチに縫い継ぎが入っていて仕上がりは雑(・・・)

という経過を経て思ったことがあります。今年の個展にはサイドバック用の布バックも作ろうかなと。価格もリーズナブルにしようと思うのでコチラもお楽しみに。

 

そして得た教訓は、人生に無駄はないんだなということ。お粗末様。

 

 

 

 

2月23日(木) 更なるお土産

南国の島グアム島と夢の国TDLのお土産です。息子たちからもらいました。何コレ?ってものばっかりだったけど(笑)お土産の話題で盛り上がる時間が愛おしいと思いました。

こうしてみると自分も海外旅行に行ったときに配っていたお土産も相当お恥ずかしいものばかりだったんだと思いますね。お土産って楽しかった旅行の話を聞くためのスイッチだからモノじゃないんだとは思うのだけど、それにしても使えねぇ~ってものばかりで人間性を疑っちゃいます。しかもアリスのリップに¥800と値札が。ローズ味で¥800?夢のような価格に驚きまくりでした。

帰国や帰宅が同日だったのでそれぞれ1時間ほど、冒険の旅の話を聞くことになり作業が捗らなかったのはいうまでもありません・・・。ふぅ。

帰国後息子①はUSJにも飛び、今日からは部活の追い出しコンパという名の飲み会に向けて蔵王に出発していきました。社会人を前にして最後になる夢のような時間を駆け足ですごしている感じです。

 

 

 

 

2月13日(月) ベトナムのお菓子

息子②がバイト先のベトナム人の先輩からお土産をもらってきました。角砂糖より一回り小さな形で落雁のようで落雁ほど固まっていないホロホロとした食感。イメージ的には手が汚れない卓上用の砂を一時的に四角に固めたような感じ(分かるかな~・笑)とても甘いけれど素朴でどこか懐かしい味。ケースにも緑茶の絵が描かれているところを見ると苦めの飲み物と一緒に頂くものだと思います。

息子②のバイト先はとても国際色豊かで日本人は自分一人だった、なんて時もあるそうで話を聞くだけでも面白いです。働いている方は主にアジア圏の方が多いけれどお客様は欧米の方も多いので大学では必須のTOEICの知識を駆使して対応しているようです。

ある時アジア圏の方に「フジワラクン、イケメンネ~」と言われたのですぐさまバイト先で良く使われる「サンキューでーす」と言ったところ、爆笑されたと言っていました。どうして息子②がイケメンと言われたかのかは謎ですが、その気持ちが嬉しいねと話しました。皆さんそれぞれの事情で日本にそして仙台に住んでいて頑張っている方ばかり。話を聞くたびに頭が下がります。留学生の中には3月で卒業だから帰国するという方も何人かいらっしゃるようで皆仕事が出来る人ばかりだから不安だし寂しいみたいです。息子の周りにも頑張っている外国人と関わっている友人がいるので刺激を受けながらとても楽しそうです。この人たちは外国人と触れ合うことを楽しめる世代なんですね。

慣れない仙台で1人頑張りながらとても人情的な海外の皆さんから息子もワタシもたくさん学ぶべきことがありそうです。そしてバイトもガンバレ~息子②ってことで。

 

 

 

 

 

2月13日(月) 春はすぐそこ

コンニチハ~、皆さま。お元気でしたか?毎日寒いですね~。日本海側では大雪が続いて除雪作業も本当に大変そうです。ここ仙台は雪が降っても今年は長引かない感じなので大雪に見舞われている地域で頑張っている皆さまにはホント申し訳ない思いになります。春はすぐそこ、充分な休息を取りながら乗り越えて下さいね。

春はすぐそこといえば・・・受験シーズンで今まさにピークを迎え頑張っていらっしゃる皆さんも多いかと思われます。どのような結果になっても子ども達が努力した時間は無駄にはなりませんので、進む道が決まったらいっぱい褒めてあげて欲しいと願っています。あと少し、ガンバレ~です。

 

最近、気にかかることがありすぎて頭の中がパンパンです。出来ることは限られているからひとつひとつ考えて対処していこうとは思っていても、時々心の中に感情が残ってしまいモヤモヤした気持ちになります。考えてもどうにもならないことを考えている自分を切り替えたくて筆ペンで「淡々と 淡々と」と書いて戒めにしてみました(笑)そんな時、人生の先輩にお会いする機会がありまして燻っていた想いをぶつけてみたところ、ご本人も同じような経験をなされていてワタシの想いをさら~っと汲んでくれました。自分も相手にそういう想いをぶつけられたらきっと同じことを言うだろうなということを優しい人の優しい言葉で聞かされると、なんて気持ちが良いのでしょう~。気持ちがストンと落ちていきました。どうにもならない事を心配したり考えたりしてもしょうがない、一番大事なのは今を一生懸命生きること。自分の時間を大切にすること。当たり前のことなのに優しい言葉で言ってもらえて幸せだと思いました。自分を信じて愛する人を信じてまた少しづつ前に進まなくっちゃね。